2013-10-10 Spectral Analysis of Communication Networks Using Dirichlet Eigenvalues (WWW'13) 主張 無限グラフの固有値に比べて,切り取ってできた有限グラフの固有値はよくない 境界を考慮して "Dirichlet 固有値" を使うことを提案 例 有限の木と無限の木は,全然違う 複雑ネットワークの構造 core-whisker 各ペアに流量 1 のフローを流すと,O(n^2) の流量を処理する頂点が存在 (≒高 betweeness) Dirichlet 固有値 境界 ∂(S) : 適当に君たちが決めといてくれ L_S: 境界を除いた内側に対応する部分行列 Dirichlet スペクトラルギャップ λ_S:L_S の最小非0固有値 グラフを変形してからつくるのではなく,行列にしてから抜く なので,次数のあたりがおかしい.(もはや all 1 ベクトルは固有ベクトルとは限らない) 局所コンダクタンス:局所版の Cheeger 不等式が成立! 実験してみる インパクトある図 → こまごまと whisker を取り除くのではなく,ちゃんとグラフを綺麗に分割できた! spectral clustering した時,生まれる連結成分数とかが減るので良い