Alteration (The Probabilistic Method, Chapter 3)
- 手法 Alteration
- 期待値を使って計算量や解の大きさなどをバウンドする
- 基本アイディア:期待値が T → T 以上(以下)のものが存在
- ランダムに解生成 → ちゃんとした解になるように修正,というののバウンドを考える
- 例: maximum independent set
- 確率 p で頂点を選択
- 独立点集合になるように削除
- ……というのの大きさの期待値を求める
- p を動かして最大化すると,|V|/d
- バリエーション: Sum of failure expectations
- 例:hypergraph の 2-coloring 不可のグラフが作れる最小辺数 m(n)
- 確率 p が,失敗のパターン2つ X1, X2 の発生個数の期待値を支配する
- 失敗個数の期待値が <1 となれば,失敗が 0 個の可能性あり=条件を満たす解が存在する.
- 計算テク:birth time
- 各頂点に birth time t を [0, 1] で一様に割り当てられ,その順で何かが起こると考える
- t は連続量なので積分したりして計算が楽になって嬉しい